布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

WSL でGitbucket環境構築

ちょっとした個人用リモートリポジトリが欲しい時は、Gitbucketを構築しています。
Gitbucketは動かすだけならjavaさえあればよいので、Windowsでもお手軽です。
が、逆にいえばjavaを入れなければなりません。
これが嫌だなー、という人は仮想環境を作るなりDockerで構築するのがよいと思うのですが、今回はWSLでやっていきます。

理由:現在使用中の環境のうち一つで、Dockerサービスが動かなくなったので(泣)

手順

使用環境はストアから入手したUbuntu。

まずはJavaをインストール。
sudo apt install default-jdk

インストール完了後、バージョン表示してインストール確認。
java -version

Gitbucketを入れるためのディレクトリを作成。
sudo mkdir /opt/gitbucket

Gitbucketをダウンロード。
sudo wget https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.32.0/gitbucket.war -P /opt/gitbucket

さて、後はgitbucketを動かせば完了なのですが、このままではWSL内にファイルを保持してしまいます。
そしてWSLの環境はリセットをすることがありますので、油断するとファイルが失われてしまいます。
これを防ぐため、Windows側でファイルの保存フォルダをあらかじめ作成しておきます。
今回は
D:\WSL\Ubuntu\GitBucket
というフォルダを作成しておきました。

さて、再びWSLに戻り、起動用ファイルを作成します。
叩きやすい場所に作るのがよいと思いますが、今回は/opt/gitbucket 内に作成しました。
sudo vi startgitbucket.sh

startgitbucket.shに、下記の内容を記述します。
java -jar /opt/gitbucket/gitbucket.war --port=8600 --gitbucket.home=/mnt/d/WSL/Ubuntu/GitBucket
ポートも指定していますが、ポートは空いている番号なら何番でもOKです。
今回はなんとなく8600番を指定しました。

最後に、実際に起動して完了。
sh startgitbucket.sh

http://localhost:8600/ にブラウザでアクセスすれば、動いているのが確認できます。



よりよい方法

この方法だと、いちいちファイルをたたいて起動しなくてはならないため、サービスとして登録した方がよいと思います。
が、そのあたりよく分からないしよけいに面倒くさいは今回触れません。あくまで「簡易のちょっとした」環境整備です。


さらによりより方法

素直にgithubなりなんなりでリモートリポジトリを用意した方が楽だよ!


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