布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

WLinux 色々環境整備(主にPython)

実は、Pythonの勉強をしていた時にWindowsでは動作しないライブラリに出会ってしまいました。
そのことはGithubのIssueに載っていたのですが、そこに気が付くまでに2時間程度かかってしまいました。
(初学者にありがちな「自分の操作の何が間違っているのか」を探すのに夢中で前提条件を調べていないパターン)
また諸事情からPythonの実行環境は仮想マシンに置いていたのですが、これは実行するには重い。
ちょっと試したい時には不便すぎる。
解説記事もMac向け、すなわちunix系なものが多く、う~ん、初学者がWIndowsを使って学習するには落とし穴が多いなと感じていました。
そんなこんなで、勉強が止まっていたわけです。

以上言い訳


いざ再開の準備

WLinuxには最初からPythonが入っています。しかもGUIが使える。軽い。
というわけで、Python勉強環境の整備開始です。


Python実行環境整備

  1. pythonはすでに入っているので、仮想環境を作ります。
  2. venvを入れるため、apt-get install python3-venv
  3. 続いて、仮想環境hogehoge作成。 python3 -m venv hogehoge
  4. アクティベイトのコマンドは source [仮想環境パス]/bin/activate
  5. 現在の環境確認に which python


VSCodeのインストール

WLinuxにはVSCodeインストール用のスクリプトが準備されているため、これをたたきます。
  1. sudo /opt/installcode.sh
  2. vscodeはWindowsと同じく「code」で実行可能
  3. vscodeが起動したら、まずは日本語拡張機能を入れて日本語化。
  4. 次にpython拡張機能を入れる。


実行してみる

  1. ワークスペースに仮想環境内のpythonを指定。"python.pythonPath":"[仮想環境を入れたパス]/hogehoge/bin/python3"
  2. hoge.pyを作成し、import numpy as np をF5で実行。
  3. エラーが出ることを確認。
  4. numpyのインストール。 pip install numpy
  5. 再度F5実行。エラーが出ないことを確認。

グラフ表示

  1. pip install matplotlib
  2. import matplotlib.pylab as plt を実行。
  3. 「python3-tk」を要求するエラーが表示。
  4. sudo apt-get install python3-tk
  5. 再度F5実行。エラーが出ないことを確認。

こんなもんでしょうか。


日本語キーボードになっていない場合

ターミナル操作(Windows側)では問題なくても、Linuxの方ではしっかりと英字配列になっていることがあります。
で、そういう時どないすんねん、と思って調べていたら
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
をしろとのことでした。が、そもそもkeyboard-configurationが入っていないと怒られたので、
apt-get install keyboard-configuration
を実行したら入りました。
dpkg-reconfigure keyboard-configuration は、再起動しないと設定が反映さないぽいです。でもサービスを再起動すればいいのか分からなかったですけん、WIndowsごと再起動しましたばい。



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