布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

Windows Phone (Windows Mobile)  OutLookのエイリアスを使ってメールを送受信したい その2

前回の続き。
多分間違った方法だと思うのですが、まあ備忘として残しておく分には悪くない。はず。

Windows Mobileでのアカウントの追加

アカウントを追加するとき、つい「Outlook」を選択したくなりますが、これはダメ。
というのも、コレを選んでしまうとプライマリのアドレスと紐づいてしまいます。
たとえログイン時にエイリアスのアドレスを入力しても自動で紐づきます。
そのため、ここは一番下の「詳細セットアップ」からゴリゴリ設定していきます。

詳細セットアップ

ここからは箇条書きで。
  1. インターネットメールアカウント
  2. アカウント名:エイリアスのアドレス
  3. 表示名:お好きに。
  4. 受信メールサーバ:pop-mail.outlook.com
  5. アカウントの種類:pop3
  6. メールアドレス:エイリアスのアドレス
  7. ユーザー名:エイリアスのアドレス
  8. パスワード:Outlook(MSアカウント)にログインするときのパスワード
  9. 送信メールサーバ:smtp-mail.outlook.com
  10. チェック欄:全チェック有
こんな感じで設定すれば、エイリアスを軸とした運用は可能です。
このアカウントからメールを作成すれば、「送信者名」にエイリアスのアドレスが表示されます。

しかし、送信者名は「既定の "差出人" アドレス」に引きずられる

「送信者名」に表示されるのは、現在のエイリアスのアドレスであって、実際の送信者名ではありませんw
ですので、結局送信者名として扱われるのは既定の "差出人" アドレス」としたアドレスのようです。

うーん、中途半端。



Windows 10 Mobile 初期設定ガイドブック

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布団が俺を呼んでいる | Windows Server 2019 で Windows Subsystem for Linux

布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

Windows Server 2019 で Windows Subsystem for Linux

注意!
執筆時点で、Windows Server 2019 は公開停止中です。
ホスト、dockerイメージともに大幅に変わる可能性があります。

とりあえず入れてみた編。

公式ドキュメント

この辺り参照


手順その1:機能追加

Windows Subsystem for Linux の機能を追加。


手順その2:ディストリビューションインストール(配置)

ストアから入れます。……と思っていたら違いました。
私、最後に使っていたサーバはWindows Server 2012 R2 で、その後2016を飛ばして、今は2019を触っています。で、2012 R2 はデスクトップエクスペリエンスを入れればストアが使えました。
なので、ドキュメントを読む前まで延々とデスクトップエクスペリエンスを入れる方法を探していたのですが……なくなっているじゃないですか!
で、どうやって入れるのかなーと思っていたらまさかの手動ダウンロード。ストアの安全性とは一体……それに手動ダウンロードでは有料のディストリビューションは入れられませんね(別PCから引っこ抜けば、仕組み的にはいけるのかもしれませんが、ライセンス的にダメだと思う)

余談でした。

というわけで下記を参照してディストリビューションを探します。
Downloading distros に記載されている中から、今回は基本的なUbuntu 18.04を選択。ダウンロードが終わったら解凍します。
※powershellでExpand-Archiveコマンドレットで解凍する場合、拡張子を「appx」から「zip」に変更しておく必要があります。


手順その3

WSLを管理するフォルダを決めます。これは後から変更するのは大変なので先に決めておきます。
具体的には、公式ドキュメントの中に
Usually this is your C: drive. For example: C:\Distros\Ubuntu
とさらっと書かれていますが、ようは管理しやすいシステムフォルダを切ってくれということだと私は解釈しています。
私は 下記のように配置しました。



手順その4:実行

解凍が終わったら、その中に入っているディストリビューション.exeを実行します。直接叩いても、powershellからでも、cmdからでもOKです。


手順その5:ファイルについて

ディストリビューションの「rootfs」フォルダの中に、ディストリビューションで使うファイル群が入っています。
ストア版に比べると分かりやすくアクセス可能ですね。

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布団が俺を呼んでいる | Windows Server 2019 で Windows Subsystem for Linux 2 補足編

布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

Windows Server 2019 で Windows Subsystem for Linux 2 補足編

注意!
執筆時点で、Windows Server 2019 は公開停止中です。
ホスト、dockerイメージともに大幅に変わる可能性があります。

前回のWSL登録の補足。


手順その3のフォルダ決めの重要性について

フォルダを切ってexeを叩く、という操作をしているせいで、「ただexeを実行している」と感じますが、あくまでディストリビューションはWindows  Sub System for Linux の環境下にあります。
下記画像をご覧ください。


左側がデスクトップ上に置かれたフォルダ内にある「ubuntu1804.exe」を実行し、「ls」コマンドを叩いて「a.txt」を参照している状態です。
右側が別階層にある「ubuntu1804.exe」で実行し、「ls」を叩いている状態です。別exeを別パスで叩いているはずなのに、同じファイルを参照しています。

つまり、ubuntu1804.exe実行時に、別の環境変数が呼び出され、どのubuntu1804.exeを実行しようとも同じパスを見に行っているということになります。このパスは初回実行時に登録さるようです。
よって、初回実行時のフォルダを別の場所に移動させてしまうと、起動できなくなります。
下記はフォルダの千頭にアンダースコアをつけてから(リネームしてから)、「ubuntu1804.exe」を叩いた時のエラーです。


「指定されたパスが見つかりません。」となってしまいます。
※exe自体は参照できているので、ちょっと分かりづらいエラーですね
このパスは、レジストリの「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Lxss」以下に登録されているようです。




フォルダパスの変更

レジストリのbasepathを修正してしまえば、再度動作するようになることは確認しています。なので、困ったらパスを書き換えてしまうのも手です。
ただし、これは公式回答を見つけたわけではなく、「やってみたらできた」だけですし、今後のアップデートで状況が変わるかもしれません。(もしかしたら公式的にOKかもしれませんが、まだそのような表記を見つけていません)


wslの削除

やはり確実なのは、一度環境を削除してから再登録だと思います。
wsconfig.exeでディストリビューションを探し出し、削除(登録解除)します。
wslconfig.exe /l
wslconfig.exe /u ディストリビューション名



これで初期化されますので、自由にやりなおせます。


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