秋は構築。USBをさしてディスクに直接インストールするに、パーティション切りなおすとて、三つ四つ、二つ三つなどやり直すことあはれなり。まいてGRUBのトラブルなどがつらいが、bootせざるは、いとをかし。日入りはてて、ファンの音、ROMのねなど、はたいふべきにあらず。
秋はOSインストールの季節です
冬の足音が聞こえてくるころですが、そんな時だからこそOSインストール。
(今回はLinux限定なのでディストリビューションインストール)
夏は汗が邪魔になり、冬は静電気が発生しやすい。春は新型モデルが発売され目移りする。
そんなわけで、日本では古来よりOSのインストールは秋が良いとされています(大嘘)
そんなわけで久々に実機インストールです。超楽しい。
お品書き
- Ubuntu
- Android x86
- CentOS
- openSUSE
Android をフツーにLinuxディストリビューションとしていいかどうかはさておき、こんな感じ。
インストールの流れ
- Ubuntuのインストール。GParted でパーティション分割。
- Android x86のインストール。GRUBをうっかり上書き、Ubuntuが立ち上がらなくなる。
- CentOSのインストール。GRUB2でしっかり上書き、Android x86が立ち上がらなくなる。
- openSUSEのインストール。ブートがopenSUSEのものになり、落ち着かなくなる。
ここまでの結果として、各パーティションにディストリビューションはインストールされているものの、Androidがブートメニューに表示されない状態。
GRUBをゴニョゴニョしなきゃいけないとすぐにあたりはつくものの、私はMS信者なのでこの辺り非常に疎い。あとCUIよりもGUIの方が好き。
というわけで、grub customizerをapt install 。GRUBをGUIでいじれるようにしました。
その後、どう設定すればAndroidを起動できるようになるのか分からず、相当に苦戦しましたが、最終的に下記を参考にさせていただいてできました。
実際の設定はコレです。
set root='(hd0,3)'
search --no-floppy --fs-uuid --set=root 033e8fc7-4cfe-9454-bc59-df7329ca862d
linux /android-7.1-r2/kernel root=UUID=033e8fc7-4cfe-9454-bc59-df7329ca862d quiet androidboot.selinux=permissive vmalloc=192M buildvariant=userdebug SRC=/android-7.1-r2
initrd /android-7.1-r2/initrd.img
リンク先と異なるのはrootをUUID指定していることですね。これはgrub customizerで簡単に調べられたのでこちらにしました。

もう一つ苦戦したのは、grub customizerのファイル から GRUBのインストールを実行しないといけないことに気が付かなかった点です。ブートの仕組みをきちんと理解していれば楽勝なんでしょうけど、疎いのでホント辛い。
でも最終的に4マルチブート構成できたので満足。

さて、何に使おうかな?(インストールしたかっただけ)
全文(色々変だが気にするなの精神)
春は新調。安売りおおくなりやすく、はずれもすこしありて、いらだちたる客もほそくならびたる。
夏は冷房。月のころはまだしも、ひるはより、汗が多くとびちる。また、ただ一つ二つなど、熱暴走のうち故障して逝くもをかし。雷など降るもをかし。
秋は構築。USBをさしてディスクに直接インストールするに、パーティション切りなおすとて、三つ四つ、二つ三つなどやり直すことあはれなり。まいてGRUBのトラブルなどがつらいが、bootせざるは、いとをかし。日入りはてて、ファンの音、ROMのねなど、はたいふべきにあらず。
冬は増設。容量不足は いふべきにもあらず、通信料の多さも、また さらでもいと多きに、クラウドバックアップなど急ぎ設定して、容量確保するも、いとつきづぎし。結局足りず、しかし面倒だと思うていれば、アップデートもままならなくなりてわろし。