布団が俺を呼んでいる

丘山大一のぶろぐ

サポート業務で「ありがとう」と言われてしまって反省する巻

プログラマ・エンジニアが外部から言われる「ありがとう」は嬉しいけど危険だって誰かが言ってた。


サポート業務にて

プログラマなので、主業務は電話です(アレ?)。
そんなわけで、その日も電話で、作っているアプリケーションについて質問に回答していました。
内容としては「なんでこんな表示になるの?」というもの。
ソコソコ複雑な内容だったため、定時以後、残業してポチポチと回答資料を作成しておりました。

そんでもって翌日。

「~ありがとうございました!感動して涙が出そうです。」
というメールを受け取りました。
おお、頑張った甲斐があったね!


違うぞ、頑張った結果じゃないぞこれは

いや、この「ありがとう」をそのまま受け取ってはいけない。
そもそも、回答資料が必要なくらい、分かりにくい表示になっていたのがいけなかった。
最初から分かりやすい表示になっていれば、問い合わせすらなかったはず。
問い合わせがきてしまったという事実は、ユーザの視点に立てていない、独りよがりの設計になっていた可能性があることを示している。
ここを間違えてはいけない。
プログラマ・エンジニアがサポートで受け取る「ありがとう」は「嬉しい」「悔しい」が両立する不思議な言葉。


感謝の言葉は嬉しいけれど、欲しいけれど

「ありがとう と言われるような仕事がしたい」ですが、
「ありがとう と言われる機会の回数は減らしたい」ですね。
でも、プログラマ・エンジニアは日ごろ 感謝される/褒められることが少ないので、「サポート業務でも ありがとう を言ってあげて!」とも言いたい。複雑。

でも、罵詈雑言は勘弁な!



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